昨年は14年産の3歳出資馬7頭が全滅引退、そして年間4勝と散々な結果でしたが、今年は2歳馬2頭が勝ち上り、全74走12-2-8-6-3-43と、私的にはますまずの結果でした。クラブ別には、ロード5勝、キャロット5勝、G11勝、サンデー1勝となり、クラブ別に来年の期待馬を挙げておきます。
ロード筆頭は、明4歳となるオールフォーラヴです。晩成血統ですので本格化するのは古馬になってから、来年の飛躍に期待です。明3歳では(写真)ロードラウレア、カナロア産駒で重賞勝馬の母キャトルフィーユの初仔です。角居師復帰に併せての入厩で、あのサートゥルナーリアを脅かす走りを!! 燃えて期待しています。
キャロットでは、年末に勝ち上りオープン入りした2頭、ドレッドノータスとアップクォークの重賞獲りに期待です。目標は秋の天皇賞、芝2000mは両馬共に適鞍です。ここは2頭出しも夢ではないと密かに..明3歳では、剝離骨折で遅れていたノーブルエンブレム、父ディーププリランテ 母ピースエンブレムの牡馬です。年明け移動で春デビューと言ったと所ですが、雄大な馬体でパワフルな走り!!1つや2つ、勲章を獲ってくれると夢見てます。また、明2歳のサトノジュピター17 父ルーラーシップの牡馬も仕上りが早そうで2歳での勝ち上り、そして重賞獲りを期待しています。問題は池江先生が使ってくれるか、ですが..
サンデーでは、2歳で勝ち上ったカナロア産駒のグラナタス。昇級戦の黒松賞で3着、デビュー以来5戦全て掲示板を確保しており、この仔はとにかく頓挫無く、親孝行な馬になって欲しいと願います。超期待馬は、明2歳のコードネーム17です。あの尻はまさに父カナロアの尻、細江純子さんが言った“後脚のケッパリ”調教でウッドチップが飛び散るあの走り、今から楽しみでなりません。
G1では、明4歳となるルリジオンです。こちらもカナロア産駒の牡馬ですがダートで勝ち上り、復帰戦は年明けの中京から。ブルーメンブラット以降、未勝利や故障による歯痒い出資馬が続きましたが、定年近しとなる石坂先生の手腕に最後の最後、全身全霊をもって熱く期待しております。
馬友の皆さん、今年も大変お世話になりました。来年も、どうぞよろしくお願い致します。